Redmineをインストールした際のメモ
最近生活がだらだらしてきた気がするので,自分の生活をタスク管理してみようと思いRedmineを導入してみました.
本当はホームサーバ(なんちゃってノートPC鯖)に導入したかったのですが,長年ubuntuを更新していなかったせいで新規パッケージのインストールなどが全くもってままならない状況だった+OSのバージョンのアップデートができない状態だったので,仕方がなくVM上のubuntuに導入しました(そのため,今のところVMを起動中でないとRedmineは使えません).
この記事では主に導入の手順とその時に躓いたことなどを記載していきたいと思います.
Redmineとは
詳しくはwikipediaの記事や公式サイトを見て欲しいのですが,簡潔にいうとRedmineはプロジェクト管理システムです.
チケット駆動開発との関連性が高く,あらゆる作業はチケット(ただし英語版ではissuesと表現される)を作成してから開始し,進捗状況を常にチケットに反映していくことで,プロジェクト全体の進捗管理を行うことができます.Redmineが動作しているサーバを立てておき,操作はブラウザ上で行います.
機能はたくさんあるのですが
- チケットの親子関係機能
- ガントチャート表示機能
- ファイル添付機能
などなどの機能があり,なかなか便利です.
加えて,私はまだ使ったことはありませんが
- メールでの通知機能
- スマホアプリからの操作!(これはすごい!)
などもあるようです.とても便利そうですね!
導入の手順
基本的に公式サイトのインストール手順に従って導入しました.公式サイトのマニュアルは詳しくてわかりやすいのですが,途中でいろいろとこけて,結構グーグル先生のお世話になったのも事実でして,この記事は再度導入する際に同じところで手間を取らないために書いています.
環境
私が導入した環境・ソフトウェアは下記のようになっています.
Redmineのバージョン
version 2.6
導入の流れの中でインストールしたもの
- MySQL version 14.14
- Ruby version 1.9.3
- Ruby on rails version 4.0.2
導入の際に生じた障害とその解決方法
gemにMySQLを入れようとしたら何かコケる
$>gem install mysql
でインストールする際に Building native extensions. ... ERROR: ...
と出る.場合は
$>apt-get install ruby-dev
$>apt-get install libmysqlclient-dev
を先にやっておくと良いです.
MySQLに入れない(起動できない)
手順でmysqlにデータベースを作るように書かれてますが,mysqlに入ろうとしようも入れなかった.
このページを参考に解決
$>mysql ERROR 1045 (28000): Access denied for user 'user'@'localhost' ...
って出ます.
何だかインストール(再インストール?)した際にrootにパスワードが設定されているやらされていないやらで入れないみたいなので,入れるように設定を書き換えました.
主にやったこととしては,
$>service mysqld stop
でMySQLを停止.
何かうまく行かない場合は
$>pkill mysqld
もやりました.特に下記オプション付き起動がうまく行かない時はpkillしたほうがすんなり行きましたね.
で,次にMySQLをオプション付きで起動します.
$>mysqld_safe --skip-grant-tables &
&をつけることで手続きを続行します(じゃないとターミナルに操作権が戻ってこない)
$>mysqld_safe --skip-grant-tables &
後はMySQLに入れるようになっているので,このサイト様に従って手続きを進めるとうまく行きました(手続き完了後は最終的に-pオプションを付けてMySQLに入ることになります)